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尖閣諸島 保釣聯合會の「主権表明活動」に関する台湾での報道

2007年10月30日


 「中國民間保釣聯合會(中国民間釣魚島防衛連合会)」による尖閣諸島(釣魚台)の「主権表明活動」について、台湾メディアでは自己取材による記事はなかったが、通信社配信による報道がみられた。

 台湾の中央通訊社は、日本の共同通信社及び香港メディアの記事をもとに、日本が首相官邸の危機管理センターに対策室を設置したこと、活動船は尖閣諸島付近まで到達したが海上保安庁の妨害により上陸はせず、引き返したことなどのニュースを配信した。
 また、中國民間保釣聯合會スポークスマンの「今回魚釣島への上陸は果たせなかったが、魚釣島の7カイリ付近まで近づくことができ、主権の表明という目的は達成したと言える」とのコメントを伝えた。

 TVBSは、保釣聯合會メンバーの話として、日本は海上保安庁が3隻の軍艦と飛行機1機を出して行く手を阻み、最後は高圧放水によって強制退去をさせたとしている。

 台湾の主要日刊紙では、(29日までのところ)特に報道はない。

 ■陸保釣船擬登島 日艦水柱強驅離
  (2007年10月29日 TVBS)
 ■中國保釣船聲稱宣示主權行動成功
  (2007年10月29日 中央廣播電台)
 ■日巡邏艇在釣魚台附近向大陸保釣船噴水
  (2007年10月29日 中廣新聞網)

 中華民国(台湾)政府は、従来より尖閣諸島については、台湾に領有権及び漁業権があるとの見解を表明しているが、今回の中国の団体による活動については、(29日までのところ)なんらコメントを発表していない。 


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《南投タイヤル杯マラソン》沖縄地球を走る会も参加

2007年10月26日


 台湾の南投県にて10月21日に開催された第3回南投タイヤル杯ビッグフット森林マラソン《南投泰雅盃大腳丫森林馬拉松賽》に、沖縄から沖縄地球を走る会が参加。
泰雅盃馬拉松 1200人上路(2007年10月22日 自由時報)
 フルマラソンと9kmの体験コースに分かれ、計1200名のランナーとともに早朝の國姓郷を走った。

 沖縄地球を走る会の平田久雄会長は、3年連続沖縄からチームを率いての参加。マラソンを通しての交流を深めている。



泰雅盃馬拉松 1200人上路
 (2007年10月22日 自由時報)
千人逗陣 大腳丫森林舒跑
 (2007年10月22日 中國時報)
大腳丫長跑族(主催団体)ウェブサイト 


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与那国から花蓮へ飛ぶ 来春モーターパラグライダー計画

2007年10月22日


 東京、九州、北海道などの7人のモーターパラグライダー フライヤーが、来春与那国島から台湾の花蓮へ、海を越える飛行を計画している。

 花蓮飛行傘協會の曾國智前会長は10月15日、メンバー等に同行し、花蓮での着陸地点の下見をし、また花蓮市を訪問して蔡啓塔市長に出入国と航空管制について協力を求めた。

 計画では、来年の3月または4月に日本の10名のモーターパラグライダーのフライヤーが沖縄の最西端与那国島から、約4時間のフライトで花蓮市まで飛ぶ。飛行予定距離は、157km。
 日本からはテレビ局1局を含む7名の記者が同行を予定しているとのこと。

 蔡啓塔花蓮市長は、この計画を称賛するとともに、市役所としては全面的に協力をすると述べ、フライヤーが「天から降りてくる」ときには自ら現場で歓迎をし、両国のレクリエーション、スポーツによる民間交流を促進していきたいと話した。

鳥人跨海飛行 7位日籍動力飛行傘員至花蓮市視察降落場地並拜訪市公所(2007年10月19日 花蓮市公所)


 ■日動力飛行傘 明春跨海飛花
  (2007年10月16日 中國時報/花蓮版)
 ■鳥人跨海飛行 7位日籍動力飛行傘員至花蓮市視察降落場地並拜訪市公所
  (2007年10月19日 花蓮市公所) 


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与那国町からの交換職員に花蓮市が誕生日のサプライズ

2007年10月20日


 花蓮市公所(市役所)は10月17日、花蓮市公所内で勤務する与那国町職員 田里千代基氏のミニ誕生日を開き、初めて海外で誕生日を迎えるという田里氏の50歳の誕生日を祝った。

 田里千代基氏は、与那国町からの交換職員として与那国町と花蓮市の交流事業を担っている。
 田里氏は、10月26日には6ヶ月の任期を終え与那国町へと帰任するが、20日の田里氏の誕生日を前に田里氏を驚かそうと市職員らが誕生日会を企画した。蔡啓塔市長も、特別に急いで市役所に戻り、一緒に祝った。

 田里氏は、市職員からの誕生日プレゼントに目を赤くし、「花蓮市で半年を過ごすという機会が得られたことを非常にうれしく思っている。与那国町に帰ってからは、外間守吉町長にこれまでの報告を行うとともに、過日花蓮市との間で締結した『自立自治生活共榮圈協議書』の各項目をひとつひとつ実現をし、両市町の観光、経済貿易産業の発展に推進していきたい。」と話した。

驚喜慶生會 市公所貼心安排讓日籍交換職員感謝紅了眼框(花蓮市公所)


 ■驚喜慶生會 市公所貼心安排讓日籍交換職員感謝紅了眼框
 (2007年10月19日 花蓮市公所) 


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“沖縄の歌姫”夏川りみ 台湾でコンサート

2007年10月13日


 台湾にて“沖縄の歌姫”と呼ばれる夏川りみは、今年のクリスマス台湾にて2回目となるコンサートを開く。

 今回のコンサートは、夏川りみが11月末に発行する新アルバムの曲を中心に構成。インターネットで投票を行ったリクエスト カバーアルバムの曲を披露する。
 また、20名限定のサイン会も予定。

 「夏川里美2007經典美聲之旅台北演唱會」は、12月25日台北市の台北國際會議中心にて開催。
 チケットは、10月12日より年代チケットシステムにて発売開始されている。

夏川里美 耶誕再來台(2007年10月12日 聯合報)

 ■夏川里美 耶誕再來台
  (2007年10月12日 聯合報)
 ■夏川里美2007經典美聲之旅演唱會首賣
  (2007年10月12日 中時娯楽/中央通訊社)
 ■夏川里美獻佳音 聖誕個唱開賣
  (2007年10月12日 蘋果日報)
 ■夏川里美耶誕開唱
  (2007年10月12日 自由時報)

 ■年代售票系統(年代チケットシステム)夏川りみコンサートチケット販売 


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与那国・花蓮「自立自治生活共栄圏協議書」調印

2007年10月09日


 10月5日、日本の最西端 国境の町 与那国町の訪問団は、姉妹都市締結26周年となる花蓮市入りした。
 蔡啓塔花蓮市長と外間守吉与那国町長は、「自立自治生活共栄圏協議書」に署名をし、交流の拡大と国境を越えて共存共栄を図っていくことを確認しあった。
 また、両市町が注目され、資金の導入により両市町の観光と貿易、経済交流が促進されるよう願った。

花蓮市、與那國町 簽署共榮協議 外間町長は、「与那国島は日本の西の端の島であるがために、ずっと中央から重要視されてこなかったが、ボーダレスの流れは止められるものではない。与那国町は、琉球王国の『万国津梁』の精神を21世紀に移し、近隣の東南アジアと積極的な交流を進めて行きたい。東アジア経済圏の拠点としての地位を勝ちとり、与那国島の自立を確保したい。」と話した。

 蔡啓塔花蓮市長も、「中華民國と日本の最も近いところにある2つの市町は、地理的にも歴史的にも緊密な関係にあった。過去25年間両市町は、官、民共に密接に相互訪問を行ってきた。我国の外交が困難に面している状況の中、市町村外交の実施は実際的であり、双方自治体間の交流、協力関係を深化、発展し、助け合っていきたい。」と述べた。

 与那国町、花蓮市が調印した「自立自治生活共栄圏協議書」の内容は、以下の通り。

《花蓮市・与那国町 自立自治生活共栄圏協議書》
  (花蓮市公所ウェブサイトに掲載のものの日本語訳)
  1. 両市町は民間経済促進協会を成立し、花蓮市役所及び与那国町役場の計画、実施する両市町への企業誘致、資金導入や投資への協力を促進する。
  2. 花蓮国際空港、与那国空港を定点として、東京、与那国、台北、花蓮の4地域を結ぶ航空交通網の形成を推進する。
  3. 客船、貨物船の直航を推進し、観光及び貨物輸送のコストと時間の低減を図る。
  4. 両市町の自然観光資源及び旅行業者を結びつけ、エリア ツアーコースの造成を推進する。
  5. 両市町の医療と災害発生時の相互援助を強化する。
  6. 現有する地方資源と技術を基礎とし、農業、漁業、観光レクリエーション方面の経済及び産業技術交流を進め、「国境交流特区構想」を一歩一歩実現していく。
  7. 語学教育を中心とする教育交流を推進し、相互に語学教師と交換学生の派遣を希望する。
 ■花蓮市、與那國町 簽署共榮協議
  (2007年10月6日 中國時報/花蓮版)
 ■與那國町與花蓮市 攜手共榮
  (2007年10月6日 聯合報/花蓮縣版)
 ■簽署自立自治生活共榮圈協議書 花蓮市和與那國町 加強交流
  (2007年10月6日 更生日報)
 ■台灣花蓮市、日本與那國町簽署『自立自治生活共榮圈』協議書
  (2007年10月5日 台灣新生報)

 ■花蓮市、與那國町在跨進姐妹市締結第26年前夕簽署『自立自治生活共榮圈』協議書
 (2007年10月15日 花蓮市公所)
 ■與那國町訪花行備受日本媒體重視 大幅提昇花蓮市在日本知名度
 (2007年10月15日 花蓮市公所)

 ■さらなる友好関係を確認 国境交流協議書に署名
 (2007年10月6日 八重山毎日新聞)

 (台湾では、花蓮から与那国への投資の可能性について言及した報道はなかった。) 


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琉球キングス 花蓮にて達欣Tigersと対戦

2007年10月07日


 達欣工程Tigers籃球隊は10月3日、台湾の東部 花蓮にて開催の「2007年觀護盃國際籃球邀請賽(Hua Lien City Kwan-Fu Cup International Basketball Tournament)」で、日本の沖繩國王隊(琉球キングス)と対戦。
 達欣Tigersは、怪我で休養していた主力選手 田壘も復帰し、激戦の末75:66で初戦を勝ち取った。
力拚沖繩 田壘帶傷上陣 (2007年10月4日 聯合報)

 ■力拚沖繩 田壘帶傷上陣
  (2007年10月4日 聯合報)
 ■達欣工程Tigers籃球隊 


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石垣便見込んだ花蓮空港 二期工事ストップ

2007年10月07日


 花蓮空港ターミナルは、台湾国内では桃園空港、高雄小港空港、松山空港に次ぐ大きさであるが、使用率が17%と低下し、赤字が続いている。
 1997年には花蓮空港利用の旅客は年間延べ180万人であったが、昨年(2006年)には70万人まで減少。
 当初花蓮空港は、沖縄の石垣島とのチャーター便運航と国内線の需要拡大を見込んで、国際空港としてのターミナルの拡張工事を行なったが、1995年6月供用開始後の旅客の利用状況は思わしくなく、二期工事はストップしたままとなっている。

 ■使用率低 航空公司苦撐
  (2007年10月3日 自由時報/地方新聞) 


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中華航空胴体亀裂に錆の侵食

2007年10月04日


 9月20日に佐賀空港に着陸した中華航空(チャイナエアライン)のB737-800機の胴体底部に77cmの亀裂が見つかった問題について、中華航空が台湾の交通部民用航空局に提出した資料によると、亀裂にはすでに0.5mm程度の錆が出ていることがわかった。
 この報告により、当該亀裂は佐賀へのフライト以前にすでに発生していたと推測されることとなった。

 民航局では当初、当該機の機体は台湾の桃園空港を離陸する前の点検では何ら異常は報告されていなかったため、今回の亀裂発生は「地上事故」であるとし、官僚も「(佐賀空港で)ぶつけておいて何も言わないのは、困ったものだ」との発言をしていた。

 中華航空の当該機は、10月3日現在まだ佐賀空港に駐機しており、亀裂発見より2週間が経過している。
 中華航空は、亀裂発見の翌日には10名の整備スタッフを派遣しているが、3日現在までのところ修復は完了していない模様。
 機材の台湾への回送予定については、政府行政院航空器飛航安全委員會、中華航空とも「まだ不明」としている。


 同型のB737-800を使っている中華航空の台北-沖縄路線については、毎日2往復便が定期便のスケジュールとなっているが、9月後半以降、約2日に1便がキャンセルとされ、運航本数が減らされた状態が続いている。

 ■華航新說法》疑似鏽蝕 排除擦撞
 (2007年10月3日 聯合報)
 ■飛安專家:華航機尾裂痕鏽蝕罕見 原因撲朔迷離
 (2007年10月3日 中廣新聞網)
 


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台湾での「教科書検定県民大会」報道

2007年10月02日


 9月29日に開催された「教科書検定意見撤回を求める県民大会」については、台湾でも聯合報(国際面)など一部メディアにて、報道があった。

 各社とも通信社配信の記事をまとめたもので、第二次世界大戦での沖縄における「集団自決」と文部科学省の対応などを紹介している。

2007年9月30日 TVBS/映像 日本竄改自家歷史 琉球人怒上街

二戰血淚湮滅 沖繩大示威


 ■二戰血淚湮滅 沖繩大示威
  (2007年10月1日 聯合報)
 ■日本竄改自家歷史 琉球人怒上街
  (2007年9月30日 TVBS/映像)
 ■沖繩11萬人示威抗議 要求還原二戰集體自殺真相
  (2007年9月30日 ETtoday)
 ■沖繩居民抗議二戰被迫自殺史實遭日政府竄改
  (2007年9月29日 AFP配信)
 ■日政府竄改歷史 沖繩11萬人抗議
  (2007年10月1日 蘋果日報)


 《追記》
 10月7日(日)の中國時報に、東京特派員による沖縄の教科書問題に関する報道が、別刷国際記事トップに掲載された。
 9月29日の県民大会と「集団自決」に関する証言、その後の政府の対応についてまとめられている。
 ■教科書竄改戰史 沖繩人怒吼
  (2007年10月7日 中國時報) 


Posted by ■ at 04:31Comments(0)