沖縄から学ぶ観光 花蓮市で講演会開催

2008年04月10日 00:00


 花蓮市公所(市役所)は、花蓮市の観光PR推進のため、沖縄県産業振興公社台北事務所の谷合誠所長を迎え「花蓮市、与那国町の次のステップに向けて」と題する講演会を開催した。

 谷合氏は、現在沖縄県がいかに台湾と相互の観光産業発展、強化に取組んでいるかを説明、台湾東部の旅行者が花蓮市を経由して沖縄県を訪れてくれることを望んでいると述べた。

 また、近年花蓮市と与那国町の相互訪問が緊密になったことで、両国のメディアの注目を受け、沖縄の知名度もあがり、台湾に来たことのなかった日本人にも花蓮市訪問を計画させることができたと話した。
 合わせて、沖縄は日本で唯一の亜熱帯気候の島嶼県であること、5つ星のホテル以外にも自然、文化、歴史、機械などのテーマパークがあり、台湾の民衆が旅行するに値するところであると紹介。花蓮と沖縄県の直航チャーター便を積極的に推進し、飛行時間の短縮を進めたいと話した。

 講演終了後、蔡啓塔花蓮市長は、花蓮の画家による中国画を贈り感謝の言葉を述べ、花蓮市と姉妹都市である与那国町の直航チャーター便についても、近日中に視察に人を派遣し積極的に進めていくと表明した。
 今年沖縄県にて開催の海釣り大会、グライダー、水上バイクの国際大会についても、市役所より人を派遣することを検討している。



 ■觀光學沖繩 專家來分享
  (2008年4月9日 聯合報/花蓮版)
 ■吸取它國成功經驗積極行銷花蓮市城市觀光
   花蓮市公所8日邀請沖繩縣產業振興公社台北事務所所長暢談沖繩如處發展何該觀光產業
  (2008年4月8日 花蓮市公所)