牡丹社事件の地より宮古島市に平和祈念碑を贈呈

2008年01月11日


 昨年(2007年)は、宮古島島民等を含む66人が漂着した台湾南部にて先住民族に殺害された牡丹社事件から136年となる。
 12月6日、宮古島市関係者が屏東縣の牡丹郷を訪問。石門古戦場近くの会場にて牡丹郷の町民とともに「愛與和平」の記念儀式を行った。

 今回の牡丹社事件の双方による交流活動は、牡丹郷の祈祷師4名の祈りの儀式で始まった。
 続いて地元小学校の児童による牡丹社事件の劇が披露され、その後、屏東縣 曹啟鴻縣長(県知事)、牡丹郷 林傑西郷長(町長)、伊志嶺亮宮古島市市長等が、連杯(先住民族の酒器。2つの器をつないで一体にし、結婚や祭祀の儀式に用いる。)にて一緒に酒を飲む先住民族と日本人を彫りこんだ「愛と平和」の石碑の除幕を行った。
 石碑のお披露目に続き、宮古島市長と牡丹郷長(町長)、牡丹社事件双方の子孫代表は、連杯にて酒を交わし、青い風船を大空に放った。
 儀式の後は、みんなで手と手をつないで先住民族の踊りを踊り、平和な雰囲気の中、会は終了した。

 「愛と平和」の石碑は宮古島市に寄贈される。
 石門古戦場にもさらに大きな平和の石碑が安置される予定。

 牡丹郷の林傑西郷長は「今回の活動では、相互の観点から牡丹社事件を振り返ることだけでなく、歴史と文化に対してもさらに認識を深めることができた。この交流活動で新しい関係と歴史を築き、新しい『愛と平和』の生命共同の記憶を創りあげることができればと思う。」と語り、伊志嶺亮宮古島市市長は「2年前の牡丹郷町民の宮古島来訪と相互の活動で、130年前のわだかまりはもう とけている」と話した。

牡丹鄉牡丹社事件「愛與和平」紀念碑揭碑及贈碑儀式,留下歷史意義的最後一「刻」。(屏東縣政府新聞行政課)


 ■「愛與和平」紀念碑紀念牡丹社事件 日本宮古島市長來台參加牡丹社事件活動
  (2007年12月5日 中央通訊社/大紀元)
 ■牡丹社事件紀念碑 贈日本沖繩宮古島市
  (2007年12月6日 中央通訊社/大紀元)
 ■牡丹鄉牡丹社事件「愛與和平」紀念碑揭碑及贈碑儀式,留下歷史意義的最後一「刻」。
  (2007年12月7日 屏東縣政府新聞行政課)
 ■愛與和平!牡丹鄉邀日官員 遊石門古戰場
  (2007年12月7日 自由時報)
 ■小檔案:牡丹社事件 原、日激戰
  (2007年12月7日 自由時報)
 ■紀念牡丹社事件 贈和平碑
  (2007年12月7日 中國時報)
 ■紀念牡丹社事件 日人同見證 愛與和平揭碑
  (2007年12月7日 聯合報/屏東縣版)


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