機体炎上、保険でカバー 中華航空
2007年08月26日
那覇空港で8月20日炎上した中華航空機は、機体の損傷(全壊)については、すべて損害保険にてカバーできることが関係者の話で分かった。
現在70機の機材を有する中華航空(チャイナエアライン)は、本年は台湾国内7社の保険会社の共同による保険に約10億円(≒JP¥35.2億円)の保険料を支払っており、今回の炎上機については機齢5年の減価償却率などから約15億元の保険金が支払われる見込み。
中華航空の保険費用については、2002年の澎湖島上空での空中分解事故後の20数億元からやっと本年の水準まで下がったところであったが、次回の保険料査定では大幅な値上げは避けられないものと思われる。
但し、2008年の保険料については、すでに先月7月中旬、本年の4割近い減額額での契約が決まっている。
■華航火燒機 產險賠15億
(2007年8月21日 工商時報)
■將獲賠15億 保費漲定了
(2007年8月21日 聯合報)
■華航後年保費 鐵定大漲
(2007年8月24日 經濟日報)
《2007年8月21日付聯合報1面》
※ 中華航空の那覇空港での炎上事故については、台湾でも大量の報道がありましたが、日本国内で記事となっていないもののみ扱っています。
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