中国客も石垣経由で台湾へ 台湾ビザ緩和の方針

2007年11月27日


 台湾政府行政院の觀光推動小組(観光推進班)は11月13日、中国大陸の観光客のクルーズ船による訪台について、シングル査証での2回入国を認める方針を決議した。

 この措置は、来年2008年の北京オリンピック開催にともなう観光ブームに合わせ、中国大陸からの国際クルーズ船による旅客に便宜を図り、停滞している中国客の受入れを推進しようとするもの。
 中国-台湾間の直接往来はまだ認めるものではないが、石垣島などを経由して来台する旅客に対し、基隆、高雄などの2つの港への入港ができるようにする。
 またこれまで中国籍旅客の入国は1日1000人までしか認めないとしてきた規定についても、見直しを検討する。

 基隆港務局は、2008年2月には上海から石垣島経由で基隆港、高雄港に寄港する航路の運航ができるとしている。
(報道では、クルーズ会社は明記されていない。)

基隆港、高雄港位置図(台湾と沖縄-地域交流と経済)

 ■拚觀光 政院通過陸客郵輪遊台
  (2007年11月14日 中國時報)




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 台湾政府 行政院大陸委員會(対中国政策を所管)は1月21日、中国籍観光客の台湾訪問について、早ければ2月の春節前にでもクルーズ船での来台を大幅に緩和する意向を示した。 ...
クルーズ船でも中国人観光客受入れ 2月から沖縄経由も【台湾と沖縄-地域交流と経済】at 2008年01月27日 04:05
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